代表挨拶

ほほえみ介護 株式会社代表取締役
JOYエンタープライズ 株式会社代表取締役
株式会社 キャン・プランナー専務取締役
小泉 洋平

本当に困っている人を
支える福祉を

高齢者デイサービスから始まった挑戦

株式会社キャン・プランナーは元々飲食事業を営んでいましたが、将来を見据え2011年に介護・福祉業界へと舵を切りました。高齢者の通所デイサービスを皮切りに事業をスタートしています。当時、私が驚いたのは、本当に援助が必要な方が思うようにサービスに結びついていないという現実でした。「それなら、自分が本当に困っている利用者様の力になろう」。この想いが、当社の原点になっています。
身寄りがない、経済的に困窮している、対応が難しいといった方々を積極的に受け入れると、自然と行政との結びつきが強くなりました。創業から4〜5年が経ち、足立区の会議に参加していた際、行政の方から「介護だけでなく、障害の分野でも援助が必要な方にサービスが届いていないという課題がある。小泉さん、やりませんか?」と声をかけられました。これが障害者支援事業参入のきっかけとなり、2014年に『放課後等デイサービスおはな』がスタート。足立区で送迎付きの放課後等デイサービスが5、6か所程しかなかった時代、広告を出すと利用者さんから直接お問い合わせをいただくほど、地域のニーズが高かったのです。三郷の特別支援学校から北区・墨田区まで広域送迎を実施し、距離や条件を理由に断ることは決してありませんでした。

利用者様の声に応えて成長する企業

「利用者様のお困りごとに耳を傾け、その声に基づいてサービスを展開していくことこそが、本当に必要とされるものを届けることができる」。この考えのもと、保護者の方々の声に耳を傾け続けた結果、事業は自然と広がっていきました。重症心身障害児の保護者の方々から「この子が18歳になったらどこに行けばいいの?」という切実な声をいただき、生活介護事業を開始。医療的ケア児の受け入れや短期入所サービスの開設なども、すべて保護者の方々の「こんなサービスがあるといいな」という声から生まれています。
株式会社キャン・プランナー一社から始まった事業も、現在はほほえみ介護株式会社、JOYエンタープライズ株式会社の3社体制で20近くの事業所を展開するまでになりました(※)。これは単なる事業拡大ではなく、利用者様と共に歩み、そのニーズに真摯に向き合ってきた結果です。これからも利用者様の困りごとに寄り添い、「困った時に必ず頼れる場所」であり続けたいと考えています。そのために社員一人ひとりを大切にし、共に成長できる環境を整えながら、真に必要とされるサービスを提供し続けてまいります。

※行政手続きの効率化を図るための住み分けで3社体制をとっており、実質的には同一グループとして同じサービスを提供しています。

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