- 社長ブログ
2026.06.23
#24:同じ景色を見て、苦労も喜びも分かち合う組織へ
こんにちは。小泉です。
前回のブログでは、私が久しぶりに現場に出て飛び込み営業を再開したお話をしました。今回は「なぜ、私が現場で一緒に動くことにこだわるのか」という、私なりの考えを少しお話しさせてください。
私の性格上、自分がやったことのない業務を、スタッフに「やっておいて」と任せるのがどうしても苦手です。現場の仕事には、目的を達成したときの大きな喜びもあれば、大変な苦労が伴うものもあります。仕事をお願いする以上、私自身がそのプロセスを体感し、理解していなければ、スタッフが成功したときに心からその喜びを共有して、共感してあげることはできないと感じてしまうのです。
それに業務の大変さを「本当に分かっている人」から褒められたり、時には叱られたりするのと、同じ言葉でも現場を知らない人から掛けられるのとでは、受け止める側の納得感が全く違いますよね。
この「行動で示す」という姿勢の大切さは、私の過去の経験から学んだことでもあります。かつて飲食店を経営していた頃、ある「とんかつ屋さん」を法人譲渡という形で引き継ぎ、そこにいた5〜6人の職人さんたちも、会社にジョインしてもらいました。しかし最初の頃は「若い経営陣に何が分かるんだ」という、職人さんたちの強い警戒心を感じました。
そこで彼らに認めてもらうために、私は肉のさばき方から揚げ方に至るまで、全ての業務を覚えることから始めました。言葉であれこれ指示を出すよりも、まずは自分が一番動いて、体を使って行動で見せる。そうして初めて、職人さんたちも一目置いてくれるようになり、本当の意味で同じ方向性を向くことができるようになったのです。
どれだけ会社が大きくなっても、私たちは一つの「チーム」です。このように「同じ空間で、同じ体験の体感値を共有する」ことの大切さは、どんな仕事でも変わらないはずです。これからも、ただ口先だけで方針を伝えるのではなく、皆さんが現場で味わっている苦労も、そして素晴らしい喜びも、同じ目線で分かち合い、共感し合える組織でありたい。そう想いながら、私はこれからも皆さんのいる現場へと足を運び続けます。