- 社長ブログ
2026.07.13
#25:他責にせず「自分に矢印を向ける」。私たちが向き合うべき本当の課題
こんにちは。小泉です。
今回は様々な経営者の方々とお話をさせていただいている中で感じた話を共有したいと思います。
最近、週に2日ほどのペースで同業他社様に訪問しています。その背景には、近年資金繰りに行き詰まり、事業縮小をせざるを得ない会社や、M&A(買収)で売りに出される会社が急増しているという、介護福祉業界の厳しい現実があります 。実際にそうした「経営に行き詰まってしまった会社」のお話を伺う中で、私はある共通点に気がつきました。
それは、経営の舵取りをする社長自身や経営陣の「矢印が自分自身に向いていない」ということです 。
稼働が上がらない、利益が出ない、人が辞めてしまう…といった事業運営の根幹に関わる問題が起きているにもかかわらず、何の対策も打たないまま「管理者がいけない」「部下が悪い」と、すべてを現場や他人のせいにしてしまっているケースが非常に多いのです。
しかし、私がこのブログを通じて皆さんにお伝えしたいのは、「他社の失敗談」や「環境に恵まれないスタッフへの同情」ではありません。こうした現実を目の当たりにした上で、
私(私たち)が、これからどうあるべきか?ということです。
私たちのビジネスは、極論を言えば「人ありき」です。しっかりと事業所を運営できる「人」がいなければ、成り立ちません。だからこそ、会社として一番向き合わなければならない課題は、「いかにして同じ目的を持った人材を確保し、それを継続し続けていける組織・環境を作っていくか」に尽きるのです 。
そして、この「継続し続けていくための組織・環境づくり」は、現場に立っていない人間がトップダウンで「ああしろ、こうしろ」と決めるものではないと思っています。ビジネスの最前線にいる皆さん自身に、もっとこの課題について話し合ってほしいと強く願っています。
「スタッフが定着するためには、事業所としてどんな工夫ができるだろうか?」
「最近元気がないあの人に、どんな声かけができるだろうか?」。
一人ひとりが会社や他人のせいにするのではなく、「自分に何ができるか」と自分自身に矢印を向けて考える。そうした日々の現場レベルでの対話の積み重ねこそが、強い組織、そして働きやすい環境を作っていく原動力なのだと、私は信じています。